８月２２日、IRL第１２戦がコロラド州のコロラドスプリングスにあるパイクスピーク・インターナショナル・レースウェイで行われた。レースは１０連勝中のホンダドライバーが今回のレースでも席巻し、唯一ついて来ていたサム・ホーニッシュJr.（チーム・ペンスキー）が途中リタイヤしてからは上位争いはホンダの独占状態。レースのほぼ半分にあたる１２８周をトップで周回したダリオ・フランキッティが、２秒というオーバルレースとしては圧倒的な差で優勝、今季の２勝目を飾った。エイドリアン・フェルナンデス（フェルナンデス・レーシング）が２位に続き、３位にはダン・ウェルドン（アンドレッティ・グリーン・レーシング）が入った。表彰台はホンダの独占となった。松浦孝亮選手（スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシング）は最下位からの追い上げとなったが１３位まで挽回してゴール。一方高木虎之介選手（モー・ナン・レーシング）はハンドリングの問題で、１９位と不振から脱せずにいる。
　

IRL 2004シーズン第１２戦 Honda Indy 225 最終結果（オーバルトラック１周 1.0miles）

着順	予選	車番	Driver	Car Name	シャシー／エンジン	周回数	リタイヤ理由	得点	総合 得点
1	4	27	ダリオ・フランキッティ	Andretti Green Racing	ダラーラ／ホンダ	225	完走	53	319
2	7	5	エイドリアン・フェルナンデス	Fernandez Racing	G-フォース／ホンダ	225	完走	40	286
3	2	26	ダン・ウェルドン	Andretti Green Racing	ダラーラ／ホンダ	225	完走	35	381
4	8	10	ダレン・マニング	Chip Ganassi Racing	G-フォース／トヨタ	225	完走	32	268
5	1	11	トニー・カナーン	Andretti Green Racing	ダラーラ／ホンダ	225	完走	30	463
6	5	3	エリオ・カストロネベス	Team Penske	ダラーラ／トヨタ	225	完走	28	326
7	3	17	ヴィトール・メイラ	Team Rahal	G-フォース／ホンダ	225	完走	26	282
8	14	20	ジャック・ラジェ	Patrick Racing	ダラーラ／シボレー	225	完走	24	76
9	6	7	ブライアン・ハータ	Andretti Green Racing	ダラーラ／ホンダ	224	完走	22	271
10	16	51	アレックス・バロン	Cheever Racing	ダラーラ／シボレー	224	完走	20	246
11	20	52	エド・カーペンター (R)	Cheever Racing	ダラーラ／シボレー	224	完走	19	184
12	15	2	タウンゼンド・ベル	Panther Racing	ダラーラ／シボレー	223	完走	18	125
13	22	55	松浦孝亮 (R)	Super Aguri Fernandez Racing	G-フォース／ホンダ	221	完走	17	227
14	18	13	マーク・テイラー (R)	Access Motorsports	G-フォース／ホンダ	221	完走	16	161
15	19	8	スコット・シャープ	Kelley Racing	ダラーラ／トヨタ	221	完走	15	205
16	12	24	フェリペ・ジャフォーネ	Dreyer & Reinbold Racing	ダラーラ／シボレー	219	完走	14	145
17	13	4	トーマス・シェクター	Panther Racing	ダラーラ／シボレー	161	ハーフシャフト	13	174
18	9	6	サム・ホーニッシュJr.	Team Penske	ダラーラ／トヨタ	157	クラッシュ	12	295
19	17	12	高木虎之介	Mo Nunn Racing	ダラーラ／トヨタ	101	ハンドリング	12	199
20	10	1	スコット・ディクソン	Chip Ganassi Racing	G-フォース／トヨタ	93	ハンドリング	12	255
21	21	14	A.J.フォイト４世	A.J. Foyt Enterprises	ダラーラ／トヨタ	53	ハンドリング	12	171
22	11	15	バディ・ライス	Team Rahal	G-フォース／ホンダ	0	クラッシュ	12	395