2003年第1戦 Toyota Indy 300

Homestead-Miami Sppedway (Florida)

CART軍の侵攻早速!ディクソンIRL初勝利は実力で!

 3月2日、今季のインディ・レーシング・リーグがフロリダ州マイアミのホームステッド・スピードウェイで開幕した。昨年の開幕と同じ場所ではあるが、今年から様変わりしたIRLは、CARTからの移籍組で話題は席巻された。そしてレースでも彼らは席巻、アンドレッティ・グリーン・レーシングのマイケル・アンドレッティとトニー・カナーン、そしてチーム・ペンスキーのジル・ド・フェランとエリオ・カストロネベスらCARTでお馴染みだった顔ぶれが序盤から上位を争う展開となった。その後ろから機を伺っていたスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が148周目に満を持してトップに立つと、その後は他の追随を許さず、最後まで走りきり、IRLデビュー戦を優勝で飾った。2位と3位はチーム・ペンスキーの2人、ジル・ド・フェランとエリオ・カストロネベスが入った。CARTから移籍の高木虎之介選手(モー・ナン・レーシング)は12位、アメリカでのレース経験が長いロジャー安川選手(スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシング)はところどころにいい走りを見せたものの14位、名門A.J.フォイト・エンタープライゼスから参戦の服部茂章選手は18位に終わった。
 

IRL 2003シーズン開幕戦 Toyora Indy 300 at Homestead- Miami 最終結果(オーバルトラック1周 1.0 miles)
着順 予選 車番 Driver Car Name シャシー/エンジン 周回数 リタイヤ理由 得点
1 12

9
スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing G-フォース/トヨタ 200 完走 50
2 5 6 ジル・ド・フェラン Team Penske ダラーラ/トヨタ 200 完走 42
3 4 3 エリオ・カストロネベス Team Penske ダラーラ/トヨタ 200 完走 35
4 1 11 トニー・カナーン Andretti Green Racing ダラーラ/ホンダ 200 完走 32
5 6 8 スコット・シャープ Kelley Racing ダラーラ/トヨタ 200 完走 30
6 2

7
マイケル・アンドレッティ Andretti Green Racing ダラーラ/ホンダ 200 完走 28
7 7

27
ダリオ・フランキッティ Andretti Green Racing ダラーラ/ホンダ 200 完走 26
8 9 10 トーマス・シェクター Chip Ganassi Racing G-フォース/トヨタ 200 完走 24
9 15 21 フェリぺ・ジャフォネ Mo Nunn Racing G-フォース/トヨタ 199 完走 22
10 3 4 サム・ホーニッシュJr. Panther Racing ダラーラ/シボレー 199 完走 20
11 8 15 ケニー・ブラック Team Rahal ダラーラ/ホンダ 198 完走 19
12 14

12
高木虎之介 Mo Nunn Racing G-フォース/トヨタ 198 完走 18
13 11 31 アル・アンサーJr. Kelley Racing ダラーラ/トヨタ 198 完走 17
14 10 55 ロジャー安川 (R) Super Aguri Fernandez Racing ダラーラ/ホンダ 198 完走 16
15 13 23 サラ・フィッシャー Dreyer & Reinbold Racing ダラーラ/シボレー 196 完走 15
16 16 52 バディ・ライス Cheever Racing ダラーラ/シボレー 195 完走 14
17 6 14 A.J.フォイト4世 (R) A.J. Foyt Enterprises ダラーラ/トヨタ 194 完走 13
18 7

5
服部茂章 A.J. Foyt Enterprises G-フォース/トヨタ

181
完走 12
19 19 24 ロビー・ビュール Dreyer & Reinbold Racing ダラーラ/シボレー 142 クラッシュ 11
20 18 2 ジャック・ラジェ Team Menards ダラーラ/シボレー 85 クラッシュ 10
21 21 18 スコット・メイヤー (R) PDM Racing ダラーラ/シボレー 2 クラッシュ 9

トータルレースタイム: 1時間57分06秒2062、平均スピード: 153.710mph

ファステストラップ:トニー・カナーン(159周目、 195.093mph、27.6791秒)

ラップリーダー
ドライバー リードラップ
ジル・ド・フェラン 92周(47-57, 62-91, 97-147)
スコット・ディクソン 53周(148-200)
トニー・カナーン 36周(14-46, 58-60)
マイケル・アンドレッティ 13周(1-13)
エリオ・カストロネベス 5周(92-96)
ケニー・ブラック 1周(61)
 
イエローフラッグ
周回 原因ドライバー 事故種類
3-8 スコット・メイヤー(リタイヤ)、服部茂章 アクシデント(ターン2)
68-76 なし ゴミ(ターン2)
89-95 ジャック・ラジェ(リタイヤ) アクシデント(ターン4)
145-154 ロビー・ビュール(リタイヤ) アクシデント(ターン2)
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