日本がインディジャパンで沸き上がっていた同じ日の4月18日、CART開幕戦ロングビーチが行われた。今年のCART改めCCWS(Champ Car World Series)は上場株式に関する手続きでもめにもめたせいで開幕が遅れる事態となったが、シリーズ開催さえ危ぶまれていたのを何とか開幕にこぎ着けることが出来たのはCART関係者がホッと胸をなで下ろすところだろう。予選でポールを奪ったのはブルーノ・ジャンケイラ(ニューマン・ハース・レーシング)。しかしレースは開始してすぐに多重クラッシュが発生し、レースは中断、1周でトップをポール・トレイシー(フォーサイス・レーシング)に明け渡してしまう。その後はピットインを除いてほぼレース全体でトップをキープし、2位のジャンケイラに5秒以上の差をつけてのゴール。今年も圧勝で開幕戦を制し、2年連続の総合優勝を早くも視野に入れた。セバスチャン・ボーデ(ニューマン・ハース・レーシング)が3位に入った。
開幕戦の主な結果
1 ポール・トレーシー フォーサイス・レーシング
2 ブルーノ・ジャンケイラ ニューマン・ハ−ス・レーシング
3 セバスチャン・ボーデ ニューマン・ハース・レーシング
4 パトリック・カーペンティア フォーサイス・レーシング
5 マリオ・ドミンゲス ヘルデス・コンペティション
6 ジャスティン・ウイルソン コンクエスト・レーシング
7 ライアン・ハンターレイ ヘルデス・コンペティション
8 アレックス・タグリアーニ ロケットスポーツ・レーシング
9 マリオ・ハバーフェルド ウォーカー・レーシング
10 ロドルフォ・ラビン フォーサイス・レーシング
11 ミチェル・ジョルディンJr. ルー・スポーツ・レーシング
12 A.J.・アルメンディンガー ルー・スポーツ・レーシング