CARTはカリフォルニア洲の砂漠地帯にあるラグナセカ・レースウェイで、第11戦が行われた。このコースは急勾配の名物カーブ、コークスクリューがあるなどテクニカルコースで有名で、コークスクリューでは毎年のようにレース結果に大きく関わるドラマが用意されており楽しみの1つでもある。このレースではテクニカルコースらしく、コースを熟知しているベテランドライバー&トップチームに一実の長があり、実際そのとおりのレース展開となった。2人に絞られた争いから最後に抜け出して優勝したのはパトリック・カーペンティア(フォーサイス・レーシング)。5秒差の2位にブルーノ・ジャンケイラ(ニューマン・ハース・レーシング)が入った。共に充実したパフォーマンスを今季残して来ており、見ごたえ十分のレースであったと言えよう。3位にはオリオール・セルビア(ディル・コイン・レーシング)が入り、チームとしては過去最上位を記録した。
第11戦の主な結果
1 パトリック・カーペンティア フォーサイス・レーシング
2 ブルーノ・ジャンケイラ ニューマン・ハース・レーシング
3 オリオール・セルビア ディル・コイン・レーシング
4 ミチェル・ジョルディンJr. ルー・スポーツ・レーシング
5 ライアン・ハンターレイ ヘルデス・コンペティション
6 アレックス・タグリアーニ ロケットスポーツ・レーシング
7 マリオ・ハバーフェルド ウォーカー・レーシング
8 セバスチャン・ボーデ ニューマン・ハース・レーシング
9 ガイ・スミス ロケットスポーツ・レーシング
10 ポール・トレイシー フォーサイス・レーシング
11 マリオ・ドミンゲス ヘルデス・コンペティション
12 ロドルフォ・ラビン フォーサイス・レーシング