2002年第6戦 Portland (Olegon, USA) ---Road Course---

ダ・マッダ、2連勝!誰にも止められないのか。

 6月16日、CART3週連続の最後となる第6戦ポートランドグランプリがオレゴン州ポートランドで行われた。クリスチアーノ・ダ・マッダ(ニューマン・ハース・レーシング)がこのレースでもポールポジションからのスタートとなったが、前回のレースと異なるのは競う相手がいたこと。4周目にケニー・ブラック(チップ・ガナッシ・レーシング)がダ・マッダから首位を奪い取ると、60周にわたる激しいバトルを展開した。しかしブラックがメカニカルトラブルでリタイヤした60周目からはダ・マッダが独走。ブルーノ・ジャンケイラ(チップ・ガナッシ・レーシング)の追撃を受けるがかわしきり、2連勝となる今季3勝目を飾った。2位はジャンケイラ。3位にはこのレースからカラーリングを大胆に青に変えたダリオ・フランキッティ(チーム・グリーン)が入った。中野信治(フェルナンデス・レーシング)は11位で3レースぶりのポイント。高木虎之介(ウォーカー・レーシング)は12周でリタイヤした。このレースからシグマ・オートスポーツも資金難で欠場することになり、CARTはこれから18台での選手権を余儀無くされることとなった。
 
 
第6戦の主な結果
 1 クリスチアーノ・ダ・マッタ    ニューマン・ハース・レーシング
 2 ブルーノ・ジャンケイラ      チップ・ガナッシ・レーシング
 3 ダリオ・フランキッティ      チーム・グリーン
 4 タウンゼンド・ベル        パトリック・レーシング
 5 パトリック・カーペンティア    フォーサイス・レーシング
 6 ミチェル・ジョルディンJr.     チーム・レイホール
 7 スコット・ディクソン       チップ・ガナッシ・レーシング
 8 トニー・カナーン         モー・ナン・レーシング
 9 マイケル・アンドレッティ     チーム・モトローラ
10 マリオ・ドミンゲス        ヘルデス・コンペティション
11 中野 信治            フェルナンデス・レーシング
12 アレックス・タグリアーニ     フォーサイス・レーシング

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