約1ヶ月のインターバルを置いて行われたCART第2戦ロングビーチは、アメリカ人が沸きに沸いた。予選でジミー・バッサー(チーム・レイホール)がポールポジションを獲得すれば、レースではマイケル・アンドレッティ(チーム・モトローラ)がピットタイミングの妙を見せて見事に優勝、終始安定して早かったバッサーも2位に入り、今や数少なくなったアメリカ勢が猛威を振るった。3位もピットストップ戦略がはまったマックス・パピス(シグマ・オートスポーツ)。ここ数年吹く数人参戦が続いている日本勢はこれまで2人同時にポイントゲットすることがなかったが、今回のレースでは高木虎之介(ウォーカー・レーシング)が終始好調な走りで6位、中野信治選手(フェルナンデス・レーシング)はトラブルで戦列を離れるもリタイヤ台数の多さに助けられてポイント圏内の12位に滑り込み、初の日本人ダブルポイントゲットとなった。
第2戦の主な結果
1 マイケル・アンドレッティ チーム・モトローラ
2 ジミー・バッサー チーム・レイホール
3 マックス・パピス シグマ・オートスポーツ
4 ケニー・ブラック チップ・ガナッシ・レーシング
5 ミチェル・ジョルディン チーム・レイホール
6 高木 虎之介 ウォーカー・レーシング
7 ポール・トレーシー チーム・グリーン
8 クリスチアーノ・ダ・マッダ ニューマン・ハ−ス・レーシング
9 ダリオ・フランキッティ チーム・グリーン
10 エイドリアン・フェルナンデス フェルナンデス・レーシング
11 オリオール・セルビア PWR・チャンピオンシップ・レーシング
12 中野 信治 フェルナンデス・レーシング