2002年第10戦 Vancouver (Canada) ---Street Course---

表彰台が久々ホンダ色に染まる。グリーンの2人が1ー2フィニッシュ!

 7月28日、CART第10戦Molson Indy Vancouverがカナダ・バンクーバーにあるコンコルド・パシフィック・プレイスのストリートコースで行われた。今年からモントリオールでもCARTレースが行われることになったため例年から開催時期が前倒しされた。レースは3戦連続のポールからスタートのクリスチアーノ・ダ・マッダを2台のクール・グリーン、ポール・トレイシーとダリオ・フランキッティが追い掛ける形で展開し、ダ・マッダがリタイヤしてからは2人の独壇場、久々に強いポールとダリオ、そしてホンダが見られた。優勝はフランキッティ、2位にトレイシーが入り、チーム・グリーンの1−2フィニッシュを達成した。トニー・カナーン(モー・ナン・レーシング)が3位に入り、ここのところ思うように成績を残せていなかったホンダの表彰台独占が久々に見られた。日本勢の好調はひと休み、中野信治選手は11位に留まったが、高木虎之介選手は15位リタイヤとなった。

主な結果は次の通り。

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