2001年第18戦 Laguna Seca (California, USA) ---Road Course---

パピス今季2度目の栄冠!ディクソンはルーキータイトルを確実に!

 10月14日、CART第18戦ラグナセカグランプリがカリフォルニア州のモンテレーで行われ、マックス・パピス(チーム・レイホール)が今季2勝目を飾った。 ラグナセカでは稀に見る終盤まで続く数珠つなぎのマシンによるレースとなったが、61周目にパピスが混戦から抜け出すと、追いすがるミーモ・ギドリー(チップ・ガナッシ・レーシング)を振り切ってチェッカーを受けた。2位はギドリー、3位はランキングトップのジル・ド・フェラン(チーム・ペンスキー)が入った。ランキングを争うケニー・ブラック(チーム・レイホール)が早々にリタイヤしたため、ポイント差は一気に26に広がった。次戦ド・フェランが優勝すれば2年連続のシーズンタイトルが決まる。終盤に入り、ルーキーオブザイヤー争いも山場を迎えている。ルーキーでダントツのトップを快走するスコット・ディクソン(パックウエスト・レーシング・グループ)はこのラグナセカで4位に入り、ルーキーで2番手のブルーノ・ジャンケイラ(チップ・ガナッシ・レーシング)に残り2戦で22ポイントの差をつけた。ジャンケイラがこれを逆転するのは2連勝以外になく、ほぼディクソンのルーキーオブザイヤーが確定したと言って良い。厳密にはディクソンがあと3ポイント、またはジャンケイラが勝利出来なかった時点でディクソンのルーキータイトルが決まる。高木選手は予選こそ好調を維持して10位と好位置につけたが、決勝ではセッティングに苦しんだのか、13位とポイント圏に届かなかった。中野選手は電気系トラブルで21位とスランプから抜けだせない。


主な結果は次の通り。

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