前半戦のオーバルレースの締めくくりとなるCART第6戦Miller Lite 225、通称ミルウォーキーマイルが6月5日、ウイスコンシン州ウエストアリスで行われた。このレースのポールポジションはファン・モントーヤ(チップ・ガナッシ)が2戦(ナザレスは除く)連続でとった。しかし今季はモントーヤがポールの時(ナザレス、茂木)はいずれもレースが順延されており、今回もまた4日予定のレースが雨で延期され、ジンクスが出来てしまった。レースは1周1マイルのショートオーバルで全225周で行われるが、ぞの殆どをモントーヤがリードする圧倒的な展開となり、今回は途中でマシンが音をあげることなく走りきり、念願の今季初勝利を手にした。そしてこの勝利は同時にトヨタエンジンの参戦5年目にしての初勝利となり記念すべき勝利となった。2位はもてぎの覇者マイケル・アンドレッティ(ニューマン/ハ−ス)、3位には手首の怪我からの復帰戦となったパトリック・カーペンティア(フォーサイス)が入った。ランキングトップはポール・トレイシー(チーム・グリーン)が今回ノーポイントながら守っているが今回5位のロベルト・モレノ(パトリック)に7点差まで追い上げられている。4位に入ったケニー・ブラック(チーム・レイホール)がルーキー・オブ・ザ・イヤー争いで他を引き離している。日本勢は中野選手が前半早々にリタイヤ(24位)している。黒澤選手は前戦の事故の影響で大事を取り参加を取り止めている。
主な結果は次の通り。
第6戦の結果 1 ファン・モントーヤ チップ・ガナッシ・レーシング
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