ペンスキー勢混戦から抜け出る? カストロ−ネベスが2勝目! 8月13日、CART第13戦がオハイオ州ミッド・オハイオのロードコースで行われ、チーム・ペンスキーのエリオ・カストロ−ネベスが今季2勝目を挙げた。レースは初日のフリー走行からカストロ−ネベスとジル・ド・フェランのペンスキー勢が圧倒的な速さで支配してド・フェランがポールポジションを獲得、決勝もこの2台のみがトップ走行を記録すると言う圧倒的なレース運びで他を寄せつけず、最後はレース運びの差でわずかにカストロ−ネベスがド・フェランを上回って優勝のチェッカーを受けた。3位には前戦悔しい欠場だったクリスチャン・フィッティパルディ(ニューマン/ハ−ス・レーシング)が鬱憤を晴らす表彰台となった。ポイントランキングはマイケル・アンドレッティ(ニューマン/ハース・レーシング)が8位に入りポイントを伸ばしたが、ド・フェランが2位に上がってマイケルとの差を少し縮めている。中野選手は今レースも不振を極め、59周でコースアウトしてレースを終えている(19位)。また、黒澤選手はミシガンのクラッシュによる怪我が背中に達し、手術により完治を目指すこととなったため今季残りのレースを全てキャンセルすることになった。非常に残念であるが、また来年を期待しよう。
主な結果は次の通り。
第13戦の結果
1 エリオ・カストロ−ネベス チーム・ペンスキー
2 ジル・ド・フェラン チーム・ペンスキー
3 クリスチャン・フィッティパルディ ニューマン/ハ−ス・レーシング
4 マックス・パピス チーム・レイホール
5 ケニー・ブラック チーム・レイホール
6 エイドリアン・フェルナンデス パトリック・レーシング
7 パトリック・カーペンティア フォーサイス・レーシング
8 マイケル・アンドレッティ ニューマン/ハ−ス・レーシング
9 アレックス・タグリアーニ フォーサイス・レーシング
10 オリオール・セルビア PPI
11 ロベルト・モレノ パトリック・レーシング
12 ミーモ・ギドリー デラ・ペンナ・モータースポーツ